札幌弁護士会所属 弁護士 小林由紀
日常生活のどこにでもある契約の問題、つい騙されてしまった悪質商法、離婚や相続といった家族の問題、不当解雇やセクハラ・パワハラなどの労働問題、
ローンやクレジットの借金問題、突然の交通事故!など、さまざまな問題解決に携わってきました。
安心して、お気軽に、ご相談ください。

〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西10丁目 南大通ビル8階 札幌リラ法律事務所
TEL:011-205-0511 FAX:011-205-0512
 
  札幌弁護士会所属  弁護士 小林由紀 のホームページへようこそ
 
 最近の出来事
2024/1/31 新年も、もう1ヶ月が経ちます。
 HPを更新せず放置しているうちに、新年も1ヶ月が経ちます。今年は能登半島で大地震があり、羽田空港で大事故があり、散々な幕開けでした。辛い状況の真っただ中にいらっしゃる方々が、一日も早く日常生活を取り戻し、心の傷がほんの少しずつでも癒されていくことを願うばかりです。
 
2023/4/3  新年度が始まりました。
 昨年4月から民法の成年年齢が18歳となりましたが、国民生活センターの統計によれば、この1年で、エステや投資マルチなどの商法で18~19歳の若者が被害に遭う件数が急増したようです。「綺麗な自分になりたい」というのは若者に限らず多くの男女が思うことでしょうし、「楽してお金が儲かるなら、自分もやってみたい」というのも、理解できないものではありません。
 しかし、桜咲く春、希望に満ちた若者を、あの手この手で騙そうとする悪質業者が狙いを定めていることを、決して忘れないでください。
 新年度のスタートで躓かないように、くれぐれもご注意を!
 
2022/8/9 今年も特定商取引法の講義をしてきました。
毎年夏になると、消費生活相談員の方々や行政の相談担当の方々を対象とした特定商取引法や割賦販売法の特別講義を担当しておりますが、今年も7月末に何とか無事に終えました。
昨年は新型コロナウイルス感染拡大状況下、zoomでの講義でしたが、今年は会場にお集まり頂いてリアル講義ができたので、消費者被害防止の最前線に立つ皆さんの熱意に直接触れることができ、私自身のモチベーションアップにもなりました。札幌も真夏日になった中、駆け足で6時間の講義は聞いている方も大変だったと思います。皆さん、本当にお疲れさまでした!
 
2022/1/8 4月1日から成年年齢が引き下がります!
民法改正により、4月からは高校3年生も18歳の誕生日で成年となり、未成年者取消権を失います。民法では、法定代理人(親権者など)の同意なく契約を締結した場合、未成年者であることを理由に取り消すことができる「後戻りのための黄金の橋」がありますが、これは、成年になった途端になくなってしまうのです。すると、これまでは悪質業者も、18歳や19歳には、「せっかく騙して契約させても、取り消されてしまう」として近寄ってこなかったのですが、これからはターゲットになってしまいます。多分、4月1日に向けて、今から罠を仕掛けたり、詐欺商法を綿密に計画して、多くの悪質業者が爪を研いでいることでしょう。
昨年成立した特定商取引法の書面電子化問題も、世間一般ではデジタルに弱い高齢者を心配されていますが、私はむしろ若年層の被害が急増するのではないかと思っています。小さな頃からスマホで「ポチっ」とすれば何でもできると思い込んでしまうと、それが高額な契約だったとき、よく分からないまま大変なトラブルに巻き込まれる危険があるのです。
昨日、2021年度消費者教育支援セミナー(オンライン開催)で講師をさせて頂きました。そのときにも力説したのですが・・・全国の親御さんたち、学校の先生たち、警戒してください!
そして、困った時には、すぐに、お近くの消費生活センターに相談してくださいね。
 
 
2021/4/6 国会に注目を!
あまりの忙しさにHPを1年間放置していました。
現在、日本弁護士連合会の消費者問題対策委員会副委員長(割販法・特商法部会の部会長)として活動しており、令和3年春の通常国会には特商法の改正法案が上がっています。
「詐欺的な定期購入契約」や「送り付け商法(ネガティブ・オプション)」に対する規制強化は歓迎しますが、特商法の、消費者保護制度の根幹を成す「書面交付義務」が電子化されようとしており、非常に危険な状態にあります。
「ハンコ廃止!」や「デジタル社会の推進」のお題目の下、特商法の仕組みをよく知らない人たちが、電子化したらマズイ書面を電子化しようとしています。
 訪問販売やマルチ商法の営業員が、デジタルに馴染んでいない高齢者を誤魔化すのは簡単です。家族やヘルパーさんは、これまでのように契約書面という証拠が無ければ被害を発見することもできません。
 社会経験の少ない若年層はデジタルには慣れていますが、その分、安易に電子化を承諾してしまい、騙されたことに気付いても契約書面のデータが改ざん・消去されて救済できなくなる可能性があります。
 訪問販売協会の役員でさえ「青天の霹靂」と驚いた、何の必要性もなかった電子化。
 自分自身が使いこなせないくせに、訳も分からず「デジタル」と呪文を唱えているだけの大臣や国会議員さんたちが、特商法の消費者保護の根幹も知らないまま法律を改「悪」しようとするのは到底看過できません。 国会の行方を注視しましょう!
 
2020/4/3 コロナウィルス禍、一日も早く収束しますように。
世界中で猛威を振るうコロナウィルスですが、消費者保護の観点からも、「ウィルスを除去できます」などと虚偽広告で商品を売ろうとする悪質業者、高額なマスクの転売で儲ける悪徳業者や個人の転売ヤーが問題になっています。
挙句の果てには「こちらの箱でお送りします」と箱入りマスクの画像をネットに流し、お金を払った人に「外箱だけ」を送り付けたケースもあったとか。コロナウィルス感染の前に、人としての良心を失うウィルスが流行していたようです。
コロナウィルスは医療機関に対応をお願いするとして、弁護士としてできることは、悪質業者と闘うことや、経済縮小で困窮する人々への支援や救済と考え、注意深く新聞、ニュース、ネット記事の情報を集める今日このごろです。
 
2020/1/24 まだWindows10に、慣れません・・・
Windows7のサポート終了ということで、ぎりぎりのタイミングでパソコンを買い替えましたが、操作方法に慣れません。古いシステムで問題なく過ごしてきた人間にとっては、あっても使わない便利な機能がいろいろついているせいで、かえって使いにくくなるばかりです。
今の社会も、より便利に、より豊かに、より配慮されればされるほど、かえって「不幸」や「不満」を感じやすくなるのかもしれません。
ご相談にいらっしゃる方々には「不幸」「不満」の部分を少しでも小さくして頂き、「何とか助かって良かった」「まだ運はあったんだ」などなど・・・前向きな気持ちになって頂ければと思っています。
 
2019/7/2  空前の「副業」ブーム、「投資」「儲かる」に騙されないで!
今年もはや後半戦になってしまいましたが、相変わらずの投資、儲かる話のオンパレードで被害が続出しております。特に年金問題、老後の2000万円(3000万円という説も)ショックで世の中は空前の「副業」ブーム。嘘と真実の区別がつきにくいネットの世界は、詐欺師の連中にとって格好の「狩り場」あるいは「釣り堀」状態と化しています。
・・・・・・・・・・・・ちょっと考えてみてください。
そんなに簡単に儲かるウマイ手を、どうしてあなたに教えてあげると誘うのでしょうか・・・・・・?
まずは自分で儲けるだろうし、自分の親や兄弟姉妹、恋人や親友を大金持ちにしてあげればいいじゃないですか。なぜ他人のあなたに、そんな情報を売ってくれると誘うんですか?
 
今も騙され続けている人、まさにクレジットカード決済で「情報商材」を買おうとしている人、「儲かります教」「夢の副業ビジネス教」の洗脳から、早く開放されてください。
 
2019/2/4  情報商材、大流行中です!
ここ数年は投資関連の被害が本当に多いですね。
去年は「ジャパンライフ」に、「かぶちゃん農園(ケフィア事業振興会)」で全国的に大騒動となりましたが、ネットの世界ではあの手この手の「情報商材」詐欺が大流行中だそうです。
ネットで騙される人といえば、これまでは社会経験の乏しい若年層のイメージでしたが、中高年もネットに慣れ親しむ時代になったせいか、最近では65歳以上の所謂「シルバー世代」にも被害が広がっています。
「誰でも、家にいながら、一日数分で稼げます!」
「月に100万円を稼ぐ人も!」
・・・なんて、そんなウマイ話があるなら、他人に教えず自分でやりますよね~。
「仮想」現実と現実の境目が見えなくなっていませんか?
「うまい話には気を付けろ!」って昔から言いますよね。
 
2018/8/15  投資? それともただのサギ? 儲け話にご用心
今年は投資関連の被害相談が多いようです。
北海道弁護士会連合会の消費者保護委員会では、破産手続中のジャパンライフの対応で右往左往。やれやれと思っていたら、今度は食品の通信販売等を展開していた事業者さんも、実は会員さんたちに出資を募っていたようで・・・今年に入ってから配当金やら利息やらの支払が滞り、挙げ句の果てには満期になっても元金が戻って来ないという話です。報道によれば、小口の被害者が数万人もいるそうで、国民生活センターに相談が殺到しているとか。
銀行預金にほとんど利息が付かない今日この頃、少しでも資産を増やしたいと考えると、いつのまにか投資詐欺のカモになってしまうので要注意です。
年に数パーセントの「利息」やら「配当金」やら・・・そんなウマイ話が本当にあるのなら、私も弁護士をやめて、投資に走っちゃうかもしれませんね。
お金っていうものは、強引に増やそうとすればするほど、かえって逃げて行っちゃうんじゃないですかね?
 
2018/1/23 また「今年こそ」ですね。
ふと気づいたら、また半年間も放置状態でした。ネットで活躍している他の弁護士さんや、ひたすら呟き続けている海の向こうの大統領は、すごいなあと感心します。
一年の始まりに、また「今年こそ」と思います。たまには更新しなきゃ・・・。
↓ 更新しないでいるうちに、名義貸し事件は無事終了しました(念のため)。
悠香のお茶セッケンの事件も、いよいよ(一審の)終結間近です。
・・・と思っていたら、『ジャパンライフ』というマルチが大騒ぎになっていて、1月27日(土)には札幌弁護士会が被害者110番を実施します。『豊田商事事件』のような被害規模ということで、全国の弁護士会が順次、被害者110番を開催中です。被害者の方を狙って「お金を取り戻します」という詐欺による二次被害もありますので、皆様、くれぐれもお気を付け下さいませ。
 
2017/06/30 名義貸し事件、書面がようやく出ました。 
3日前に、下のように記載したら、なんと、同日付の書面が届きました。入れ違いですね。
さて、差戻控訴審、どうなりますやら。
 
2017/6/27 名義貸し事件の差戻控訴審は、
          始まったものの、進まない・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最高裁での逆転により、札幌高等裁判所に差し戻された名義貸し事件の裁判が、6月9日から始まりました。ところが、これが進まないのです・・・。
 
2017/4/4 春ですね。
2度目の最高裁逆転判決は、「自判」ではなく「差し戻し」でした。最高裁が自分で判決を出すのではなく、高等裁判所に裁判のやり直しを命じるというものです。やれやれ、6月ころから、また高等裁判所で試合再開!です。
 
2017/1/31 最高裁、開かずの扉が開きました。

1月23日、開かずの扉と言われる最高裁判所の扉が開かれ、「名義貸し」という種類の事件で弁論が開かれました。騙されて被害に遭った消費者側が勝訴することは非常に難しい状況だったのですが、遂に、歴史的勝利の日がやってきそうです。判決は2月21日、さて、どうなりますか。

 2016/12/13 最高裁、再び

鬼に笑われそうですが、来年1月23日、最高裁判所で弁論が開かれることになりました。悪質商法と手を組んで利益を上げるクレジット会社に対する裁判ですが、一審は勝訴、二審の札幌高等裁判所ではまさかの逆転敗訴でした。しかし、最高裁判所で弁論が開かれることとなったので、再度、逆転勝利の希望が湧いてきました。判決を頂くまでは安心できませんが、開かずの扉と言われる最高裁判所の扉が開いただけでもビックリ仰天です。まさか、弁護士になって2度も最高裁の上告代理人控室に入れるとは・・・この大幸運を来年以降も維持し続けるため、今年一年に感謝して、来年も頑張ろう!と、しみじみ思いました。

2016/8/31  離婚のあれこれ

やはり、仕事に追われると、HPの更新は後回しになってしまいます・・・・・・・。最近は、離婚事件のご依頼が続き、いろいろな『夫婦の形』に驚いたり、呆れたり、嘆いたり。せっかく愛し合って結婚したのだから、せめて綺麗にお別れできれば良いのですが・・・。10月には、某地方都市で、「女性の選択肢~離婚する?離婚しない?」というテーマの講義をする予定です。最近は、ネットの間違った知識に振り回されて、不要な不安を抱える人、誤った選択をする人が多い気がします。正しい知識を前提に、自分の人生をどう生きるか、後悔しない選択をしてほしいものです。

2016/4/9  新年度が始まりました。

今年こそ、頻繁に更新しようと思っておりましたが、日々の仕事に追われるあまり、やはり放置状態でした。本州では桜も満開。新年度も始りましたので、気持ちを新たに業務に邁進致します。今年度は「悠香のお茶石鹸」事件も山場を迎えます。未だに小麦製品を口にできない被害者の方々を思うと、裁判に勝つだけで終わりではないのですが・・・小麦アレルギーという不運との「共存」を模索しつつ、それでも前に進もうとする方々のために、少しでも良い結果を勝ち取りたいと思います。

2016/1/15 新たな一年が始まりました。

  8ヶ月間もHPが放置状態になっておりました。日々の仕事に追われ、余裕がなくなっていることを反省し、今年は頻繁に更新していこうと思います。

 新年早々、政府は消費者庁を徳島に移転しようとして大騒ぎです。これまでの縦割り行政を改めるべく「消費者行政の司令塔」として消費者庁を創設したのに、経済産業省も国土交通省も厚生労働省も東京に残し、司令塔だけは徳島に移転する・・・???

「邪魔者の消えた東京で、経済優先(消費者犠牲)社会よ、再び!」というのが、現政権の方針なのかもしれませんね。一党(というより一人)勝ちの政治の怖さを感じます。いつか来た道・・・。

2015/5/19 裁判官は、銀行に行かないのでしょうか?

 2009年、自動車販売業者が顧客に自動車を販売し、その代金支払いとして、懇意にしていた銀行支店でローンを組ませたものの、納車せず死亡し、多数の顧客には銀行ローンだけが残ったという事件が発生しました。昨年の第一審判決勝利から暗転、3月には高等裁判所で逆転敗訴となり、現在、最高裁判所の「開かずの扉」を開けるべく奮闘中です。

 この事件では、一度も当該支店に行ったことがなく、口座も持っていない人が、夜間、裏口から入れてもらって担当銀行員に口座を開設してもらい、翌朝には、その口座を経由して、販売業者の口座に数百万円が送金された(しかも何人も!)という異常なローン契約の実態や、銀行と販売業者の協力関係が明らかになりましたが、裁判官は、これを「銀行の通常業務の一環にすぎない」「いつもやっていることで、特別な協力では無い」と言います。

 私の感覚としては、口座も無く、一度も行ったことが無い支店に、夜、裏口のインターフォンを鳴らすと、中から銀行員が鍵を開けてくれて、「お話は伺っています」なんて言いながら銀行内部に通してくれること自体、既に『異常』と思うのですが・・・・                         

 もしかして、裁判官って、銀行が午後3時に閉まることも、知らないのでしょうか・・・・

2015/2/19 NHKの番組で解説してきました。

  本日、NHKの地方版の番組で消費者問題の解説をしてきました。初めての経験なので、私なりに(笑)、少し緊張したかもしれません。アナウンサーの方々は、さすがにプロ!という感じで、私が失敗したところも、瞬間的にフォローしてくれました。お題は「送りつけ商法」。一方的に健康食品などを送りつけて代金を請求する悪質商法が流行しています。怪しい健康食品には手を出さないように、気をつけましょうね。「健康」を目指して、(どんな薬かも分からないので)健康を害してしまったり、お財布を害してしまっては大変です。ご注意を!

2014/10/23 カジノは必要ですか?

 国会ではまたしても「政治とカネ」・・・いえいえ、「政治家(屋?)とカネ」の問題が噴出していますが、他人のお金(税金)だからなのか、皆さん、気前の良いことですね。小学校の授業科目とする以前に、議員さんたちが「道徳の授業」を受けるべきではないでしょうか。

 さて、現在、国会では、カジノを解禁するかどうかが議論されていますが、日本にカジノは必要でしょうか?カジノは、ごく少数の勝者と、圧倒的多数の敗者との間を、ただお金が動いているだけの娯楽です。せめて日本人は利用禁止ということを前提に解禁が協議されていたはずですが、「それでは儲からないから、日本人にも利用させたい」という意見が出ているとか。

・・・あれっ?ということは、「儲かるカジノ」って、「国民のお金を巻き上げる施設」ってこと?

やれやれ、本当に、「道徳の授業」を国会の必須課目にしませんか?

2014/4/3  新年度ですね。

 新年度はいつも「新しい」気持ちになるのですが、今年は消費税が8%となり、戸惑うことも多いようですね。地方から大都市の大学に進学した若者は、緊張や孤独、慣れない環境に右往左往、ついつい消費者被害に遭いやすい時期でもあるので、気を付けてください。「おかしいな」と思ったら、一人で抱え込まず、消費者センターや弁護士にご相談を。

            

2014/1/13 ケー・ウィングス事件、遂に判決!             

裁判の弁論終結から1年近く待ち、延期されていた判決が、1月9日にようやく出ました。通常はクレジット会社の契約に適用される割賦販売法の「抗弁の対抗(接続)」が、この事件では銀行ローンに対して認められ、消費者被害救済の可能性が広がりました。平成21年4月にKWの詐欺事件で多数の被害者が発生したことがわかり、弁護団を立ち上げたものの、銀行側が交渉を拒絶したため同年12月に提訴となり・・・・あれから4年以上・・・ようやく一つのゴールに到達することができました。銀行側は、控訴するでしょうか・・・?

銀行の対応には問題があったのですから、きちんと判決を受け入れて、早期解決と被害者救済のために社会的責任を果たしてほしいものです。

2013/12/24 ケー・ウィングス事件、いよいよ判決期日決定!

2013年5月9日の予定だった判決言い渡しが、直前に裁判所の都合で延期され、さんざん待たされた挙句の2014年1月9日、ようやく出ることになりました。2013年2月14日の弁論終結から、11ヶ月近くの長期にわたり、裁判所が結論を悩んでいたことになりますね・・・さあ、その結果は!?

2013/9/4 判決は、まだ? まだまだ?

  5月9日の予定だった判決が、まだ出ていません。いつ出るのかも「未定」です。2月14日に弁論が終結して、もう半年以上が経ちますが、どうなってしまうのでしょうか?ちなみに、同じKW事件のうち、クレジット会社を被告とする別の裁判は、昨日、和解が成立しました。こちらの主張がとおり、勝訴に等しい和解となったので、弁護団としても大満足です。銀行を被告とする事件も、良い結果が出ることをひそかに期待しつつ、いつ出るのかも分からない判決を待っています。

2013/5/9 ケー・ウィングス事件、判決はまだ!?

 本日午後1時15分に予定されていた、ケー・ウィングス事件(KW事件)の判決言い渡しが、直前になって延期されてしまいました。判決後、記者発表の予定だったのにキャンセル、弁護団会議も、原告の方々への説明会も、全てキャンセルです。いやはや・・・。しかも、いつまで延期なのか、判決がいつ出るのか、本日現在「不明」のまま、ただ待たされています・・・。

2013/4/1 春、スタートの季節ですね。

 東京ではお花見も終わった頃でしょうが、札幌は、ようやく雪が溶けてきたところです。新年度というのは、何となく気分も高揚し、「さあ、頑張ろう」という気持ちになりますね。今年度は、消費税増税、原発問題、TPP問題、民法改正、憲法改正問題(改悪させてはなりません!)や一票の格差など・・・真剣に考えなければならないテーマが山盛りです。さあ、気持ちも新たに、頑張らなくては!           

2013/1/12  これからの1年           

 ふと気がつくと1年が終わり、また新しい1年が始まりました。でも、先の見えない不安のためか、貯蓄や年金を「増やしてあげる」として高齢者を騙す投資詐欺の被害が、年末年始も問わずに増え続けています。人間は、信じた人に騙され、裏切られると、単にお金を奪われた悔しさだけでなく、信じた気持を踏みにじられた悲しさで、余計に傷ついて落ち込んでしまうものです。突然目の前にぶら下げられた、おいしい話を簡単に信じてはいけません。これからの1年を元気に楽しく過ごすためにも、「うまい話には裏がある」と肝に銘じて冷静に。 

2012/9/27  湯沸器不正改造事件(北海道弁護団)、本日、和解成立。   

ようやく裁判手続が全て終了しました。平成18年12月に一斉提訴してから6年近く・・・。この事件に巻き込まれた被害者の方々も一区切りがつくのではないでしょうか。非常に長かったですが、目指していたゴールに辿り着くことができて、弁護団としても、ホッと胸をなでおろしたところです。

2012/7/31   お茶石鹸の裁判が始まりました。

7月19日に札幌地方裁判所で第1次提訴の方々の第一回口頭弁論が開かれました。今後、札幌では秋に第2次提訴を予定しており、全国各地でも次々と裁判が始まっています。事業者側は根本から争う姿勢ですので、長い闘いになりそうです。

2012/5/22  新事務所を開設しました。

本日、札幌リラ法律事務所を開設しました。札幌市営地下鉄西11丁目駅3番出口直結の、南大通ビル8階です。事務員もいない完全一人事務所ですので、ご不便をおかけするかもしれませんが、その分、あまり緊張せず、少し気楽な雰囲気でお話を伺えればと思います。事前にお電話でご予約の上、ご相談にいらしてくださいませ。

2012/4/25  お茶石鹸のアレルギー被害について、一斉提訴しました。      

 既に新聞やニュースでご存知でしょうが、お茶石鹸による小麦アレルギー被害について、4月20日、北海道弁護団の我々も札幌地方裁判所に提訴しました。全国各地でも多数の被害者の方々が一斉に提訴しております。ある日突然、小麦製品が食べられなくなり、命にもかかわる発作に見舞われるなど、それまでの生活が一変してしまった方々は、大変な毎日を過ごされています。消費者事件に対応すると、いつも、なぜ防げなかったのか、どうしたら防げるのか、と頭を悩ませてしまいます。

2012/2/18  グローバル化?

 『グローバル』という言葉が流行して早10数年。弁護士の世界も激変していますし、今後、この札幌でも、外国の企業・人・物の事件(『渉外事件』というカテゴリーも元々あります)が増えていくのかもしれませんね。世界共通語は英語ですが、「せっかく北海道に居るのだから、身近な国の言葉を」と思い、韓国語の勉強を始めました。韓流ブームのおかげで、テレビをつければ「ヒアリングの教材」が無料で流れていますし(笑)。発音や、複雑な語尾変化が難しくて四苦八苦の毎日ですが、挫折せず頑張れたら、将来的には中国語やロシア語にも挑戦しようと思っています。個人的なグローバル化?

その一方で、昨日、北海道の地方都市にお招き頂き、消費者事件の講演をしてきました。いきなり家にやってくる「訪問買い取り」「押し買い」の被害など、法の目をかいくぐる悪質商法は急速に進化しています。「グローバル」も大事だけれど、「身の回りの事件」も大事。また気を引き締めました。

2011/12/7  お茶石鹸で、小麦アレルギー!!!

今、新聞やテレビでも特集されております「お茶石鹸による小麦アレルギー被害」につき、札幌でも被害調査のための弁護団が結成され、私も一員として活動中です。実は、私も過去に1個だけ使用したことがあります。シミが消えると思って使ったけれど変化が見られず、1個で使用をやめました。シミは消えませんでしたが、アレルギーは出ていないようで、今日もランチでパスタを食べることができました。また今朝は、赤ちゃんが飲む粉ミルクの放射性セシウムの問題も報道されており、昔、ヒ素入りの粉ミルクによって多くの方々が人生を狂わされた事件を思い出しました。健康被害は本当に恐ろしいものです。国(監督官庁・消費者庁)も、企業も、もし問題が起こったら、いかに早く周知し、危険なものを回収し、被害を最小限に食い止めるか、その責任の重さを自覚すべきでしょう。

2011/10/31  離婚事件もいろいろ・2 (弁護士もいろいろ)

 バタバタしているうちに、更新しないまま2カ月近く(笑)。最近は離婚事件が多いようです。中でも親権の争いは感情的になることが多く、悩ましいです。しかし、相手方の親との面会は子供自身の権利ですから、離婚する二人の感情に振り回されるのは子供にとって有害無益です。せめて、相手方の弁護士が道理の分かる人なら、最悪の状況を回避するための協力も得られるのですが、①やる気の無い弁護士や ②冷静かつ客観的に考えられない弁護士が相手方につくと、子供ためにどうするのが最善かという話し合いが全く進まず、かえって泥沼になってしまいます。弁護士もいろいろ・・・です・・・

2011/9/7  離婚事件もいろいろ                        

離婚事件もまた、訴訟が終わった後にも尾を引く問題があります。子供との面会交流です。親権を確保した側には「親なんだから、会ってやってほしい」という人もいれば、「できれば会わせたくない」という人もいます。しかし、夫婦は他人に戻っても親子は一生親子です。「子の福祉」を第一に考え、親権(監護権)の無い側の親と、どのように子供を交流させていくのか、まさにケースバイケース。離婚に関わった者として、弁護士自身も、小さな子供の将来に責任を感じるものです。                                      

2011/8/1  労働事件の第二ラウンド

 職場復帰を求める労働事件で、第二ラウンドが始まりました。

 形式上、復職はできましたが、事実上、退職に追い込まれようとしています。長い長い、心理戦の始まりです。        

2011/6/8  労働事件の「その後」

 先日、数年間にわたり闘ってきた不当解雇の事件につき、最高裁判所の判断がありました。1審・控訴審・最高裁と、すべてこちらの主張が認められ、「解雇無効」となったのです。おとぎ話なら、「めでたし、めでたし」ですが、現実はそう簡単にはいきません。最高裁判所のお墨付きがあるとはいえ、「さて、どうやって職場に戻ったらよいのか」ということで、現在、雇用者側の弁護士さんが内部調整中であり、連絡待ちです。・・・・・かなり待たされています。裁判には勝ったけれど、「本当の解決」までは、まだまだ。               

2011/3/24 湯沸かし器不正改造事件の損害賠償事件 

先日の和解が成立しなかった被害者の方々について、本日、判決が言い渡されました。   原告の方々は、お金よりも真実を知りたいと望んでいました。何よりも、問題を放置した企業が責任を認め、真摯に謝罪してくれることを望んでいました。判決では、企業が為すべき責任を果たさず、日本全国に多くの被害を拡大させたこと、これによって多くの人命が失われたことが、はっきり認められました。私自身も、司法にはまだ希望がある、とあらためて思いました。

2011/2/9 消費者問題の講義                      

 今日は、「インターネット・携帯電話関連のトラブル対処法」という講義をしてきました。最近ではアフィリエイト詐欺やドロップシッピング詐欺、ネットオークションのトラブルなど、新しい悪質商法が急増していますので、注意が必要です。法律は、どうしても被害の後追いになってしまいますからね。

2011/1 消費者事件について 

今月は、消費者センターで対処に困った事案について助言を求められる、というお仕事で、ずいぶん時間を割きました。「うまい話には気をつけろ」と昔から言われていますが、それでも引っかかってしまうのが人間です。騙されたら、すぐにご相談を。泣き寝入りは、悪質業者をつけ上がらせるだけですので。

2010/12/27 湯沸かし器不正改造事件の損害賠償事件   

12月8日の和解で合意に至らなかった原告について、本日、最終弁論がありました。判決は2011年3月24日の予定です。裁判も長かったけれど、判決を書くのも、こんなに時間がかかるんですね。真実が明らかになるよう、後は祈るのみです。


2010/12/21 多重債務問題の研修 

 北海道の某地方都市の市役所で、多重債務に関する研修を担当させていただきました。年の瀬でもありますし、借金問題は早く片付けて、気分一新、新しい年を迎えたいですね。

 法律相談のススメ

「法律事務所は怖い」

「弁護士に依頼するには、

高いお金がかかる」

と、思っていませんか?

実際はそうでも無いんですよ。。。 

悩んでいても、問題は解決しません。

遅くなれば、 かえってこじれて、解決が難しくなってしまうこともあります。

今まで、あなた一人で悩んでいて、何か名案は浮かびましたか? 

誰かに相談して解決しましたか?

 そう簡単にはいかないから悩んできたのですよね。 今も、こうして、悩んでいるのですよね。 

本当は、あなた自身がわかっているのではないですか?  

これ以上一人で悩み続けても、このままでは解決しない、ということを。

肩の荷を、そろそろ下ろしたいとは思いませんか?
思い切って、一歩だけ、前に、踏み出してみませんか?   

一緒に、あなたに最善の解決方法を考えましょう。

一緒に、あなたの問題と闘いましょう。

一緒に、解決したときの安心感を喜びましょう。

それが、私たち弁護士の仕事なのです。

 きちんとお話を伺うために、事前にお電話でご予約ください。

予約受付時間  平日 9:00~17:00
土曜 日曜 祝祭日はご予約の受付はできませんが、平日がお忙しい方は、事前にご予約・ご相談頂ければ、日程調整の上、休日も対応可能です。




〒060-0042

札幌市中央区大通西10丁目4

南大通ビル8階

札幌リラ法律事務所  

TEL:011-205-0511

 事前にご予約ください。

ご予約の受付時間
9:30~17:00

≪休日≫
土曜・日曜・祝日